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犬の平均寿命は、小型犬で18歳前後、大型犬で12歳前後です。
犬ほど飼主に忠誠を尽くす動物は他にいないでしょう。
その忠誠に応えて、伝染病、フィラリアなどの病気から愛犬を守ってあげてください。 |
仔犬の育て方
生後2ヶ月 |
ワクチン接種(1回目) |
生後3ヶ月 |
ワクチン接種(2回目) |
生後4ヶ月 |
狂犬病予防接種 + 登録 |
生後5ヶ月 |
避妊・去勢は
この時期から |
生後6ヶ月 |
成犬の飼い方
4月 |
5月 |
6月 |
7月 |
8月 |
9月 |
10月 |
11月 |
12月 |
1月 |
2月 |
3月 |
狂犬病予防 |
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年1回のワクチン接種 |
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フィラリア予防 |
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ノミ、ダニの予防、糞便・糞尿検査、健康診断は随時 |
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仔犬には生後2ヶ月頃から注射ができます。1ヶ月間隔で2〜3回注射します。
その後は、年に1回の追加注射をすることで怖い伝染病から身を守ります。
1本の注射で数種類の病気を予防できる混合ワクチンが一般的です。
6種混合…ジステンバー、バルボ、伝染性肝炎、アデノ2型コロナを予防します
9種混合…上記6種ウイルスに加え、3タイプのレプトスピラ(細菌)を予防します
混合ワクチン接種の時は、無料で検便を実施しております。
御来院の時は少量の便をお持ち下さい。 |
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狂犬病予防接種は法令で定められた注射です。
生後3ヶ月以上になると登録と年1回の注射の義務があります。
毎年春に集合注射がありますが、当院でも同様に注射、登録ができます。
来院時には市から送られてきたハガキをご持参ください。 |
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フィラリアは、寄生虫の名前です。
蚊を介して犬の心臓に寄生します。
予防薬を与え、まだ幼虫の段階のフィラリアを死滅させることで、寄生を防ぎましょう。
逆に予防していないと、高確率で感染し、知らないうちに悪化し、慢性の咳、疲れやすい、
痩せてくる、赤い尿が出る、などの症状が現れ、最終的に死に至ります。
予防は至って簡単です。蚊の発生1ヶ月後から、蚊の終息1ヶ月後まで月に1回ずつ
投薬します。この地域では6月〜12月です。
内服(錠剤、お肉状)が処方の中心ですが、飲むのが苦手な子には外用もあります。 |
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もし、将来的に出産を望まないのであれば、早め(生後5〜10ヶ月)の不妊手術をお勧めします。
不妊手術は、望まれない子犬を作らないだけでなく、オス・メスとも発情期の精神的な不安定をなくします。
また病気予防の観点からもメスでは、子宮蓄膿症、乳腺腫瘍、子宮卵巣の腫瘍を、またオスでは睾丸の腫瘍や、肛門周囲腫瘍、前立腺肥大などの病気の発症が抑えられるメリットがあります。
手術法や時期、費用など詳しくご説明いたします。ご相談下さい。 |
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ノミやダニは痒いだけでなく腸内寄生虫、血液内寄生虫を運ぶ事もします。
またアレルギーを引き起こす事もあります。滴下式(スポット剤)、首輪、
内服薬などがあります。なお、市販薬の効果は十分とは言えません。ご相談下さい。 |
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年に1〜2回程度は、おしっこ、ウンチをお持ちになり、検診する事をお勧めします。
また7歳辺りから、老化が始まり人間同様、心臓病、糖尿病など成人病が増えて行きます。
健康に注意を払い、血液検査などで早期発見に務めましょう。 |
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